7 12月

〈個〉のコンプレックスの裏返しとしての〈上昇思考〉が「社会的弱者」の心に傷痕をのこすことに気づきたい

精神界での課題は、この世の価値観を後追いする「生き方」を選ぼうとすることだ。私には、理解不可能である。何故ならば、この世の価値観の中で押し潰された〈存在〉が精神界で生きるようになった経緯があるからだ。誰もが、そのような経緯とは謂えないが、私が関係してきた人の中にはパーセント的には多い。我々は、二度と、この世の価値観に押し潰されてはならない。この世の価値観、つまり、〈個〉のコンプレックスの裏返しとしての〈上昇思考〉が、隣人に影響を与える場合、特に、それが〈社会的弱者〉に影響を与える場合には、その存在の心に傷痕をのこす。いやいや、よく考えてみれば、〈個〉のコンプレックスの裏返しとしての〈上昇思考〉が、自分自身をも「しんどく」させて、己の心にも傷痕をのこすことになる。その〈根源〉が、自分と隣人の〈比較論理的思考〉である。私が前にする皆さん。今一度、取り組みの現場の理念を想起しよう。①隣の人と比べて取り組まない。②隣の人を気にしなで、マイペースで自分の取り組みに集中する。